スクラムの本を読んだ

きっかけは上司から「これ読んどいて」

スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 | ジェフ・サザーランド, 石垣賀子 |本 | 通販 | Amazon

上司から購入推奨があった本。

個人的にアジャイル方法論は色々他書籍読んでて既知の内容が多かったのですが、

一点「なるほど」と思えた箇所がありました。

不確実性のコーン

誰かから仕事を頼まれ「これ、いつまでにできる?」と聞かれた時、あと先考えずに「今日中にできます!」と返していました。

これを確率論で考えてみるのが不確実性のコーンと捉えました。

qiita.com

これまで「今日中にできます!」と答えて大体その日中に終わらせるのですが、

他のタスクが遅延したり新しい依頼が増えて

「まずい、捌ききれない・・」となることがほとんど。

焦りからミスをしたり納期ずらしてもらうこともしばしば。

2σの範囲を考える

自分の作業の遅延がどんな確率分布に従うのかはわからないですが、

まあ正規分布だとしたら、1日でできるものは大体1.5-3日以内には最悪終わるはず。

(ベータ分布に従うQiita記事筆者の回答もあり)

 

これからは間をとって2日が程よいのかもしれない。

「お急ぎですか?」は一応聞いておいて「遅くとも明日までにできます!」って言っておこう。

障害を取り除く>予定の不確実性も障害

加えてQiitaの記事から。

スクラムマスターやプロジェクトディレクターは、不安のもととなる「不確実性」を効率的に取り除くことがその仕事をうまく進めるポイントです。 

本だと障害というのは、

主に開発環境など会社・経営側で改善するような問題のことを差していましたが、

予定の不確実性も障害の一つと捉えると良いよとあります。

 

なるほどね。

 

まとめ

  • 納期の約束は確率分布で考えて答える
  • 自分がプロジェクトを管理する側の時は、予定の不確実性を見える化して取り除くよう管理する